Nd:YAG laserネオジウムヤグレーザーによる
当院の歯科治療
ネオジウムヤグレーザーは歯ぐきに深く届き、歯周ポケットや根管内の殺菌に効果的なレーザーです。これまで外科的手術が必要だった重度の歯周病も、切開せずにレーザーで炎症を抑えることができるため、妊婦さんや高齢者など体への負担を避けたい方にも安心してご利用いただけます。
このような方におすすめ
- 痛みの少ない治療を希望している
- 歯をできるだけ削りたくない
- 歯ぐきの黒ずみを取り除きたい
- 口内炎を改善したい
Featuresネオジウムヤグレーザーの
5つの特徴
麻酔の量を減らすことができる
高出力レーザーを照射することで振動・音の反響効果が生じ、一時的に歯髄の感覚を鈍くさせ、痛みを感じにくくすることができます。虫歯が小さい場合、麻酔をしなくても治療が可能です。麻酔をすると、歯に流れる血流と神経感覚を一時的にでも遮断してしまうことになります。通常は治療後、血流と感覚が戻り、問題なく過ごせるのですが、虫歯が大きい場合、神経の側まで虫歯を除去した場合は、血流障害・神経障害が起こりやすく、神経が死んでしまう事があります。血液は常に歯を修復してくれています。麻酔をせずに治療できた場合は、常に血流が流れているため、歯の神経も通常通り機能しているため、治療後、神経が死んでしまうリスクを減らすことができます。
削る量を最小限に抑える事が可能
ネオジウムヤグレーザーを使用した虫歯治療では、歯の深部までレーザーが届きます。(水に全く反応しないので、水にエネルギーが吸収されない)このため、削る範囲を最小限に抑えた治療が可能となります。ドッグベスト治療をする際には、ネオジウムヤグレーザーが必須となります。
口内炎治療
患部を迅速に殺菌・消毒し、治癒を促進できます。
痛みを緩和
水に反応しないレーザーのため、痛みがある深部にまでレーザー光が到達し、痛みのある場所の血流を促し、痛み物質を流すことができます。顎関節の痛みが出ている場合なども有効です。
歯茎の黒ずみ、色素沈着を除去
色素沈着が起こっている部分にレーザー照射をすることで、メラニンを分解します。ネオジウムヤグレーザーが色が濃いものに反応する特性を利用しています。
Meritネオジウムヤグレーザーの
メリット
痛みが少ない
ネオジウムヤグレーザーは、高温のプラズマ光球体を発生させ、その熱エネルギーが痛みを感じる神経を一時的に麻痺させることによって、痛みを軽減します。そのため、多くの治療ケースでは麻酔を使用せずに行うことができます。
殺菌作用
プラズマ光球体が発生する際に生じる熱エネルギーは、強力な殺菌作用を引き起こします。この作用により、虫歯菌や歯周病菌を含むさまざまな細菌を効果的に無効化することができます。
治癒促進
熱エネルギーによる殺菌効果で、治療中に患部を消毒することができます。これにより、患部が清潔に保たれ、細菌による炎症が抑制されるため、治癒が早く進むことが期待できます。
歯の強化
虫歯の原因は、虫歯菌が作り出す酸によって歯が溶けてしまうことです。しかし、ネオジウムヤグレーザーを照射することで、歯の表面を覆うエナメル質とその内側の象牙質の耐酸性を強化できます。これにより、酸に強い歯を作り上げることが可能になります。
次亜塩素酸イオン水の併用で
さらに高い効果を発揮!
レーザー治療を成功させるためには、治療環境を徹底的に整える必要があります。レーザーによって虫歯菌や歯周病菌を殺菌しても、治療に使う水に細菌が含まれていては意味がありません。そのため、治療に使用するすべての水も、細菌数ゼロの状態に保つことが重要です。
エピオスエコシステムには、薬品を使用しておりませんので、安心してお口に含んだり、飲んだりすることも可能です。また、処置する部分を連続的に洗浄殺菌できるため、全ての処置において、安心・安全で感染対策をしながら治療を受けていただけます。このエコシステムの下で治療を行うことにより、治癒が早くなるとともに、血管内に細菌が入り込む『菌血症』も予防できます。
エピオスエコシステムとは?
給水ユニット内の残留塩素濃度を正確に保ち、衛生的な歯科除菌水で連続殺菌治療を可能にしたシステムです。生成される除菌水は、高い殺菌力と安全性を両立しており、院内全体の衛生的な治療環境を実現します。