Revolution虫歯革命
虫歯深部の菌まで高温光殺菌 虫歯を繰り返さない歯へ
当院の虫歯治療は、従来の治療では届かなかった虫歯の奥深くに潜む菌まで高温のレーザー光でしっかり殺菌。
再発リスクを抑え、歯を長く守る虫歯治療法をご提案しております。
当院の虫歯治療の特徴
- レーザーを用いた虫歯治療
- 痛みを軽減する治療
- 歯を削る量をできるだけ小さくする
治療 - 歯の神経を守る治療
レーザーを用いた虫歯治療
近年、レーザー治療は医療現場の手術や眼科治療だけでなく、美容医療においても、シミやホクロの除去、脱毛など幅広く活用されています。
歯科においてもレーザーは注目されており、炎症や出血の抑制、痛みの軽減、組織の回復の促進など、さまざまな効果が期待されています。
さらに、虫歯菌や歯周病菌に対して除菌・殺菌効果もあるため、歯をできるだけ削らず、痛みを抑えた治療が可能になります。
こんな方におすすめ!
- 健康な歯をできるだけ削らず、神経を保存した状態で虫歯を治療したい
- 麻酔の注射はできるだけ避けて治療を受けたい
- 虫歯の治療をできるだけ短期間で済ませたい
- 虫歯の進行を抑え、再発を防ぎながら歯の健康を保ちたい
- 歯の寿命を延ばし、できるだけ長く自分の歯を残したい
当院のレーザー治療のコンセプト
- 健康な歯をできるだけ削らない虫歯治療
- 神経を可能な限り残す、やさしい虫歯治療
- 虫歯に負けない、強くて健康な歯を育てるケア
- お口の健康が、全身の健康にも影響するという考え方
これらの4つの取り組みを支える重要な役割を果たすのが、「ポイックホームケアによる口腔ケア指導」です。当院では、治療の効果を最大限に高めるための一環として、すべての患者様にこのホームケアを推奨しています。
私たち歯科医と患者様が力を合わせて取り組む、新しい時代の歯科治療。プロによるケアとご自宅でのセルフケアを組み合わせ、生涯にわたって健康な歯を守る予防歯科を始めてみませんか?
痛みを軽減する治療
極細ドリル
当院では、極細のドリルを使用し、虫歯の患部だけを削るよう心がけています。ドリルの先端が細いほど、健康な歯を削る量を最小限に抑えられ、歯の保存につながります。虫歯菌に侵された部分だけを的確に除去し、できるだけ多くの健康な歯を残すことを目指しています。
う蝕検知液使用
虫歯になっている部分を染色液で可視化することで、健康な歯を削るリスクを防ぎます。肉眼では発見しづらい初期の虫歯にも反応するため、早期発見・早期治療が可能になります。
レーザー治療
虫歯治療にレーザーが活用されていることをご存じですか?当院では、身体に優しい治療を実現する「エルビウムヤグレーザー」を使用しています。
エルビウムヤグレーザーには、次の4つの特徴があります。
-
虫歯にのみ反応
健康な歯には影響を与えず、虫歯の部分だけに反応するため、必要以上に削ることがありません。 -
痛みの少ない治療
従来の治療法に比べ、痛みを軽減できるのが特徴です。 -
歯質の強化
レーザーが当たった部分の歯質が強化され、治療後も虫歯になりにくくなります。 -
静かな治療
一般的なドリルのような「キーン」という音がしないため、ストレスの少ない治療が可能です。患者様の負担を軽減しながら、精度の高い虫歯治療を行うことができます。
さらにネオジウムヤグレーザーを使用することで,無麻酔,麻酔の量を減らす事も可能です。(自費治療)
MTAセメント
虫歯が進行して歯の神経(歯髄)に近づいたり、神経が一部露出してしまった場合でも、適切な処置を行い、MTAセメントという専用の薬剤で封をすることで、神経を残す治療が可能になることがあります。これにより、歯の神経を抜かずに済む可能性が高まります。
拡大鏡
虫歯治療で大切なのは、再発させないことです。当院では、拡大鏡を使用して、肉眼では見えない細部まで確認しながら治療を行います。
虫歯の取り残しが再発の原因となることがあるため、視野を拡大することで、目に見えない小さな虫歯もしっかりと除去でき、再発リスクを減らすことができます。
歯を削る量をできるだけ
小さくする治療
進行した虫歯によって強い痛みが出る場合、通常は根管治療を行い、歯髄(歯の内部にある神経や血管)を取り除く処置をします。
しかし、歯髄を失うことで以下のようなデメリットが生じます。
- 歯がもろくなる → 虫歯や歯が折れるリスクが高まる
- 感覚がなくなる → 虫歯ができても気づきにくくなる
- 歯根の成長に影響 → 未完成の歯根の場合、成長が止まってしまう
できる限り歯髄を残すことで、歯の寿命を延ばし、健康な歯を維持しやすくなります。
ただし、歯髄を保存できるかどうかの診断は難しく、後に感染が生じた場合は、歯髄を除去する処置が必要になることもあります。
当院では、可能な限り歯髄を残す治療を提供しています。
エクストルージョン法
重度の虫歯により、歯の見えている部分がほとんど溶けてしまった場合に行う治療法です。
エクストルージョン法では、歯ぐきの下に埋まっている歯根を引き上げ、歯ぐきの上に露出させることで、被せ物をするための土台を作ります。
通常であれば抜歯が必要なケースでも、この方法を用いることで、ご自身の歯を残せる可能性があります。
また、ケガや事故で歯が折れてしまった場合にも適用できることがあります。
※ただし、すべての症例に適用できるわけではありません。
コンポジットレジン使用
コンポジットレジンは、保険診療で使用される白い歯科用プラスチックの詰め物です。
天然の歯に近い色合いのため、治療後も目立ちにくく、自然な仕上がりになります。
主に小さな虫歯の詰め物として使用され、金属を含まないため、金属アレルギーの心配がないのも特徴です。
ただし、銀歯(保険診療の金属の詰め物)と比べると強度がやや低く、使用中に欠けたり割れたりする可能性があります。
また、経年劣化による変色や摩耗が起こることがあるため、定期的なメンテナンスを行い、状態をチェックすることが大切です。
歯の神経を守る治療
歯の神経は、歯に栄養を届けたり、痛みを感じるために大切な役割を果たしています。この神経をできるだけ残すことで、歯を長持ちさせ、健康に保ちやすくなります。当院では、できる限り神経を残す治療を行っています。
ただし、虫歯が深く進行していて強い痛みがある場合は、やむを得ず神経を取り除く治療が必要になることもあります。
神経を取ると、次のようなデメリットが生じることがあります。
- 歯が弱くなって、割れたり虫歯が再発しやすくなる
- 痛みなどの感覚がなくなるため、異常に気づきにくくなる
- 歯の根がまだ成長途中の場合、成長が止まってしまうことがある
当院では、正確な検査と診断をもとに、できるだけご自身の歯を守れる治療をご提案しています。
なぜ虫歯になるの?
虫歯は、虫歯菌・歯質・糖・時間・免疫力の5つの要素が関係して発生そして進行します。
発生
お口の中にいる虫歯菌が酸を作り出し、歯を溶かしてしまう「脱灰(だっかい)」が起こることで虫歯になります。
虫歯菌は、食事に含まれる糖をエネルギーにして酸を作ります。特に砂糖を多く含む食品を頻繁に摂取したり、長時間ダラダラと食べたりすると、虫歯リスクが高まります。そのため、甘いものの摂りすぎを控えることは虫歯予防に効果的です。
実は、食事のたびに歯は酸によって溶かされています。しかし、唾液の働きによって溶かされた歯が修復される「再石灰化(さいせっかいか)」が起こり、歯の健康が保たれています。この「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れると、虫歯が進行しやすくなります。
歯質と虫歯の関係
歯の質には個人差があり、歯が作られるときの環境によって虫歯のなりやすさが異なります。特に、歯の表面を覆うエナメル質やその奥の象牙質が弱いと、酸に溶けやすくなります。乳歯や生えたばかりの永久歯は特に歯質が弱いため、虫歯の進行が早いのが特徴です。
虫歯の原因菌「ミュータンス連鎖球菌」
虫歯の原因菌として知られる「ミュータンス連鎖球菌」は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口には存在しません。主な感染経路は母子感染で、歯が生え始めると感染リスクが高まり、生後19ヶ月で約25%、生後31ヶ月では約75%の子どもが感染しているとされています。この時期は「感染の窓」と呼ばれ、母親だけでなく家族や保育園の友達などからも感染する可能性があるため、注意が必要です。
進行
発生した虫歯はいきなり広がりません。虫歯菌により穴が空いたり、歯ぎしり食いしばりによって歯にヒビがか入ります。その隙間から虫歯菌が侵入して、さらに日々の生活で、食事の悪習慣が続いたり、ストレスや病気などにより、免疫力が低下した場合に、DFTの逆流により一気に進行します。
DFTとは
象牙質内液体移送システム Dentinal Fluid Transport
歯が内側から外側へと常に液体が滲み出ている状態のこと。
歯は単なる石の様な塊ではなく、隅々まで栄養が行き届く機能を備えた臓器です。
長い人生で生活の中で歯はとても過酷な状況の中で働いています。様々な衝撃や負担から守るために、必要な栄養や修復物(ミネラル等)を運んでいます。
あるスイッチが入ると、この液体の流れが逆流します。そのスイッチとは、
- 砂糖の摂取
- ストレス
- 運動不足
- ビタミンミネラル不足
- 薬剤の服用
特に①砂糖の摂取 ですが、甘いものを食べると歯が痛む と言うのは、砂糖の摂取により、このDFT逆流スイッチが入ります。虫歯菌が一気に歯の中に侵入し、歯の神経を刺激して痛みがでます。
虫歯を予防するためには、適切な食生活や口腔ケアを心がけ、虫歯菌の感染を防ぐこと、
そしてストレスを溜め込まない、ストレスの解消、考え方が大切です。
Symptoms虫歯の症状と特徴
虫歯は、ごく初期から重度まで、
5段階にわけられます。
CO
歯の表面がわずかに溶け始めた初期の虫歯は、白く濁ったように見えるのが特徴です。この段階であれば、歯を削らずにフッ素塗布を行うことで再石灰化を促し、歯質を強化することで治療が可能です。
C1
エナメル質がわずかに溶け始め、患部が灰色や茶褐色に変色している状態です。この段階では、虫歯の部分を削り、適切な治療を行う必要があります。
C2
虫歯が進行し、象牙質にまで達した状態です。
この段階になると、痛みを感じることが増えてきます。
C3
虫歯が歯の中心部まで進行し、強い痛みを引き起こします。
この段階では、虫歯を削るだけでなく、痛みを和らげ歯を残すための神経の治療が必要になります。
C4
歯の大部分が溶けてしまい、痛みを感じなくなることもあります。
歯を残せる場合は神経の治療を行い、保存が難しい場合は抜歯が必要になることもあります。
虫歯は早期治療が大切
虫歯は早期に治療するほど削る範囲が小さく、痛みもほとんど感じずに済みます。
ごく初期の段階であれば、歯を削ることなくフッ素を使うことで削らずに治療できる可能性もあります。
しかし、症状が進行すると削る範囲が広がり、神経に近づくことで痛みを感じやすくなってしまいます。
さらに悪化すると歯髄が必要になることもあるため、「虫歯かも?」と思ったら早めの受診をおすすめします。
アフターケアも
充実しています
歯磨き指導
虫歯予防の基本は、お口の中に虫歯菌を作らないことです。
当院では、日々のセルフケアをより効果的にするため、歯磨き指導を行っています。
患者様それぞれの歯並びやお口の状態に合わせて、磨き方のポイントや磨き残しができやすい箇所を丁寧にアドバイスいたします。
フッ素塗布
フッ素には、歯の質を強くする働きがあります。
歯の表面にフッ素(フッ化物)を塗布することで、虫歯菌の働きを抑え、「再石灰化」を促進し、虫歯に負けない健康な歯を維持しましょう。
定期検診で早期発見・早期治療
虫歯治療を終えた後は、定期的な検診を受けることをおすすめします。
定期検診を受けることで、ご自身では気づきにくい虫歯の早期発見ができ、早期に治療を行うことが可能になります。
Q&Aよくある質問
冷たいものが歯にしみるのですが、虫歯でしょうか?
冷たいものがしみる理由はいくつかありますが、虫歯が原因であることも考えられます。その他にも、歯根が露出して知覚過敏を引き起こしている場合もあります。まずは、診察を受けて原因を明確にすることをおすすめします。
虫歯治療で歯を削るのが怖いです。
当院では、痛みを最小限に抑え、できる限り歯を削らない治療を心がけています。麻酔を適切に使用することで、治療中の痛みを軽減できますので、安心してご相談ください。また、初期の虫歯であれば、削らずに治療できることが多いため、早期に発見し対応することが大切です。定期検診を受けることで、虫歯の予防ができますので、ぜひご活用ください。
治療した歯に虫歯は再発しますか?
一度治療した歯でも、削り残しや詰め物、被せ物の隙間から虫歯が再発することがあります。特に、経年劣化により詰め物が緩んだり、隙間ができたりすることも要因となります。当院では、拡大視野を用いて細部まで丁寧に治療を行い、削り残しのないようにしています。虫歯の再発を防ぐためには、定期的な検診で詰め物や被せ物の状態を確認することが大切です。