院長紹介

カレンダー WEB予約

Introduction院長紹介

院長

津本久美子

略歴

福岡県立筑紫丘高校卒業

青山学院大学理工学部化学科卒業

カネボウ化粧品研究所勤務

九州大学歯学部卒業

福岡市内歯科医院勤務

グリーン総合歯科医院 開業

院長紹介

歯科医師の道を志した理由

青山学院大学化学科では、分子レベルでの学びを深める一方で、宇宙科学研究部に所属し、星や宇宙の広がりに魅力を感じる中で視野を広げることができました。また、人とのコミュニケーションが好きで、先輩方との同窓会を積極的に開催し、交流の場を作る楽しさを感じていました。そして社会人になってからは、カネボウ化粧品の研究所に勤務し、基礎化粧品の研究所に従事しました。これは、肌が美しくなることで、自信と笑顔が生まれると信じていたからです。

しかし次第に、「化粧品を作るだけでなく、もっと人と直接向き合い、その笑顔を見たい」という想いが強くなり、医療の道を志すようになりました。その背景には、私自身の歯のトラブルの経験があります。中学時代から虫歯が多く、神経を抜いたり被せ物をした経験があり、歯を削る恐怖を感じました。高校では、歯の根っこが悪く、抜歯しかないと言われ、抜歯後はブリッジしかないと言われました。当時の私には知識がなく、その治療の意味が理解できませんでした。心から納得して治療を受けられる歯科医師に巡りあえなかったのです。

社会人になり、銀歯が取れたことをきっかけに、勤務先の近所の歯科医院を受診しました。そこで、抜歯適応の歯に対して、「歯の移植」という治療に出会いました。「これこそが求めていた治療法」と感動し、実際に噛めるようになったことで、歯があることの大切さを実感しました。その体験と、治療してくださった歯科医師との出会いが、私が歯科医師を志す決定的なきっかけとなりました。

歯科医師の学び

働きながら2年間、平日は仕事、休日は図書館で勉強し、九州大学歯学部に編入。歯学部時代に通っていた歯科医院で、前歯のセラミック治療を受け、思い切り歯を見せて笑えるようになったことで、「歯医者は人を笑顔にする仕事」だと改めて実感しました。

私の治療の根幹には、「できるだけ削らない治療」があります。歯科は、痛みや不安と隣り合わせの診療です。だからこそ、患者様の気持ちに寄り添い、「どうしたら再治療のない治療ができるか」を常に考えています。

虫歯や歯周病は、単に「お菓子を食べすぎた」「歯磨きが苦手」といった理由だけではありません。体のストレスや栄養の偏り、生活習慣の乱れなど、体全体のサインが現れています。体を整え、血液の巡りを良くすることで、歯を守る力を高めることができるのです。

「病気は気の病」──これは私が患者様に伝えている言葉です。自分の体を大切にし、心と体を整えることで、健康な歯を保つ力が養われると信じています。

歯科医師の喜び

開業当初は、できるだけ歯を削らず、歯を残す治療を中心に行っていました。しかし最近では、そもそもそのような治療が必要にならないよう、小さな頃から取り組むべきことや、妊娠を希望されるお母さんに知っておいてほしいことがたくさんあると感じています。

子どもは、未来の大人です。その健やかな成長を支えることができるのは、歯科医師として大きな喜びであり、使命でもあります。

開業への思い

開業への思い

~笑顔になれば笑顔に逢える~

「本当に削らない治療」を実現するために開業を決意しました。患者様が一生、自分の歯で噛み続けられるために、体の状態や血液の流れ、栄養バランスにも注目し、根本からのアプローチを行っています。

スキャンアナライザーの導入は、患者様自身に「体のズレ」や「見えない不調」に気づいてもらうための取り組みです。歯科治療は、単に「歯を治す」だけでなく、患者様の体と心の健康に寄り添うものだと考えています。

私の歯科医院に通ってくださる患者様が、「先生に会えてよかった」「先生の顔を見たら元気が出た」「また来るね」と言ってくださる瞬間が、何よりの幸せです。患者様が心から笑顔になり、その笑顔がまた新しい笑顔を生む──そんな温かい連鎖を広げていくことが、私の目指す歯科医療です。

これからも、歯科医院が「治療の場」だけでなく、コミュニケーションの場であり、患者様が心も体も元気になれる場所でありたいと考えています。女性が笑顔になり、家庭にも笑顔が広がる。そんな温かな未来を築くために、仲間とともに歩んでいきます。

自分の体を知り、自分の人生を大切にする─そんな想いを一人でも多くの方に届けるため、私はこれからも全力で取り組んでまいります。